用語解説

ドライブレンドとは、アルミ顔料入り粉体塗料の製法の一つで、アルミ顔料と透明な粉体塗料を混合させた塗料の製造方法になります。

他の方法としてボンディングという方法があり、こちらは両者を強力に結合させた塗料の製法になります。

両者を比較するとコスト面ではドライブレンドの方が圧倒的に優位です。
一方、ボンディングと比較して以下の欠点があります。

・回収、再使用が不可能で、かつト着効率が悪いため、廃棄量が増加します。
・アルミと粉体塗料の帯電量の違いによって、両者が分離するため、塗装ムラが発生しやすく、均一な仕上がりにすることが困難です。
・流動性が低く、ガン先端にパウダーが付着する、スピットや額縁現象が発生する、など塗料作業性が低いです。