用語解説

タレパン・レーザー複合機とは、加工対象物や実現したい形状によってタレパンとレーザー使い分け、品質と生産性の双方を担保できる装置になります。
タレパンは、素材をパンチとダイで打ち抜くことで形状を作る装置で、打ち抜くだけですのでコストが安く仕上がる傾向がありますが、複雑な形状の切断に対応できない欠点があります。
一方、レーザーはその逆でどんな形にでも切断が可能ですが、電力を多く消費するためコストが高く、工数もタレパンより長くかかります。
簡単な形状にはタレパンを、複雑な形状にはレーザーを、といった両方兼ね備えることで、コストメリットを最大化しながら品質を確保することが可能な大変便利な装置といえます。