Answer (回答)

弊社では粉体塗装を行った後、組立ラインで製品の組付けを行っており、それと同時に検査も行っております。
①塗装された被塗物が焼き付け乾燥炉から出てきて、それを膜厚計を使用し膜厚の検査を行います。(膜厚計の使用は1ロットごと)
②被塗物がラインのハンガーに掛かった状態での外観検査を行います。
③被塗物をラインのハンガーから降ろして、組立ラインで外観検査を行います。

①は1ロット毎の最初の1台目を膜厚計で塗装のスケやムラが無いかを計測します。1面に付き6か所計りその平均を検査表に記録を行っております。
②は主に扉表面の外観検査を行います。この時に塗装のゴミ・ブツ・ピンホール等の有無の確認を行い、不良が出た場合は再度塗装をかけれるようにする為、バフ小屋にてバフ掛けを行います。
③は主にボデーとフレームの外観検査を行います。①同様この時に塗装のゴミ・ブツ・ピンホール等の有無の確認を行い不良が発生した場合は、バフ研磨を施してから再度粉体塗装を行います。