Answer (回答)

 お客様の制御盤の設置する環境や、どのような機械の盤か、によって塗装仕様もことなりますので、一概に回答ができませんが・・・。 久野製作所の経験値として、日本国内の製造業で最も一般的な工作機械のマシニングセンタなどが並んでいる機械場と呼ばれる工場(切削油:オイルミスト等が飛散している現場、屋内)では、粉体塗装の膜厚は50μ程度、粉体塗装色はマンセル5Y7/1で、ほぼほぼ、問題がないかと思います。
 製造業の現場に設置される制御盤への物理的な接触は、制御盤の開閉部分であるハンドル部分を人が操作することが中心であり、粉体塗装された盤筐体部分は基本的に強い物理的な圧力はかかることはありません。切削油や埃等が制御盤にかかることが日常的にありますが、さほど粉体塗装へ悪影響を及ぼすことはないと言えます。
 一方で、同じ屋内の設置環境であっても、食品工場や化学工場の生産現場で日常的に水がかかる現場や、腐食ガスが発生する現場の場合は、マンセル色の塗装ではなく、SUSや耐食塗装を採用するケースが多くなっています。(一般的な盤の材料はSPCC)
 粉体塗装自体を検討する際に、その塗装施行の善し悪しはありますが、選定に関しては考えると、設置環境次第になりますので、制御盤の粉体塗装でお悩みの際には設置環境と一緒に、ご相談ください。